【絶望】自己啓発本は読んでも意味ない。1年で300冊以上読んでも全く人生が変わらなかった話。
こんにちは、むっちょ(@tanpakun000)です。
今回の記事は「自己啓発本を読んで人生変えよう!生まれ変わるんだ!」と甘ったれた考えを持っている人に向けた内容です。
というのも今回は「自己啓発本を読んでも、人生はこれっぽっちも変わらない」ということを理解してもらう記事になっているからです。
なぜ「人生が変わらない」なんてことが言えるのか?
それは実際に僕が大学4年生の時「何者かになろう!」と考え、わずか1年(正確には半年強)で300冊以上の本を読み、そして見事人生は何も変わらなかったという経験があるからです。
この記事では「自己啓発本だけを読んでいても意味がない理由」を淡々とお伝えし、みなさんに現実を見てもらうため執筆しています。
「読書をする」ということは「時間を使う」ということであり、
「時間を使う」ということは「その時間できたかもしれない可能性を1つ潰している」ということでもあります。
限りある時間を正しく使うため、この記事はぜひ最後までご覧ください。
なぜ自己啓発本に惹かれてしまうのか
すでにお話しの通り、僕は大学4年生の時、自己啓発本を300冊以上読みました。
大学4年生で就活も終わっていたので、朝から晩まで時間があり、毎日ブックオフで本を買っては読み、買っては読み、を繰り返していました。
なぜこれほどまでに自己啓発本に惹かれてしまったのか?
その理由は1つだけ、
「簡単に努力している感覚が味わえるから」です。
自己啓発本を読むというのはインプットであり、痛みの伴うアウトプットを強制されるものではありません。
さらに「自分でもやればできるんだ」と思わされる文章が並べられており、読んだ後は「俺も変わってやる!」という高揚感すら感じます。
自己啓発本を読むだけで何か変わった気になって、成長した気になって、
正直に告白すると僕は当時「自己啓発本中毒」になっていました。
ただ「自己啓発本中毒」に陥っている人は僕だけではないはずです。
実際売り上げが落ち込む出版業界で自己啓発本のジャンルは変わらず好調です。
本屋に行けば「〇〇が9割」やら「〇〇大全」やら同じようなタイトルの自己啓発本が大量に並んでいる。
ただ僕を含む自己啓発本中毒患者は「努力している感」を求めているだけで、実際に辛い思いをして努力することはありません。
しかしそんな現状に対して「まずい」ということは一才感じておらず、むしろ「本読むとか努力してて偉い!」そんなことを考えています。
僕は1年で300冊以上の自己啓発本を読んだとお話ししました。
その結果得られたのは知識でも教養でもなく、ただの「頑張った感」であり、その代償として時間とお金を失ってしまったわけです。
その時間とお金があればもっとできることがあったはずなのに…
インプットの質は自身のレベルで変わる
同じ本でも久しぶりに読み返してみると
「え、めっちゃいいこと言ってるやん…なんで最初に読んだ時気づかんかったんやろ…」と思うことが多々あります。
なぜこのようなことが起こるのか?
それは「インプットの質は自身のレベルによって変わるから」です。
同じ本を読んでも「レベル1の人」と「レベル10の人」が読むのとではその感想がまるで変わってきます。
嘘だと思うなら一度読んだことがある本を読み返してみてください。
絶対に「うわ、これめっちゃいいこと言ってるのになんで気づかんかったんやろ。」ってなるフレーズがあるはずです。
(もし一つもないのならあなたが成長していないだけかもしれません…)
そして重要なこととして、この世に知識はありふれています。
世の中には約1億3000万冊の本が存在すると言われており、その気になればどんな知識も手に入れることが可能です。
要はそれに気づけるかどうか、ということです。
僕はレベル1の状態でただ無意味に本を読むということをしてしまいました。
レベル1の状態で本を読んでも得られるのはレベル1にふさわしい知識だけです。
だから本当にやるべきだったのは自身のレベルを上げて、得られる知識を増やすことでした。
そして自身のレベルを上げるために必要なことはインプットではなく、アウトプットです。
アウトプットして、自身のレベル上げを行わない限り、何冊本を読んでもその本の重要な部分に気づけません。
確かに「努力した感」だけを得たいのであれば読書はいい習慣でしょう。
電車に乗ってマルクスの資本論を難しそうな顔で読んでいたら頭がいいと思ってもらえるはずです。
けどもしあなたが現実を変えたいのであれば自己啓発本を読むことに多くの時間を割くことはやめましょう。
自己啓発本は読むな、聞け
タイトルにもある通り、自己啓発本は読むのではなく、聞くのがおすすめです。
耳からインプットすることで潜在意識に直接働きかけるのはもちろん、音声学習なら家事や掃除をしながらスキマ時間でながら聞きすることができます。
そして実際に時間があるのであれば自己啓発本ではなく、ビジネス書やハウツー本など自分のリアルに役に立つ本を読みましょう。
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時間と頭を使う読書は現実的な本、
隙間時間で行うコスパ読書はオーディブルの音声学習。
そうやって使い分けることで、スキルもマインドも整った、魅力的な人になっていけるはずです。
今以上に質の高いインプットを行いたい方はぜひ検討してみてください。
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